これだったらどうかな?
「保持する」
当たり前にやっていることですが
なかなかどうして、ダブルタスクになって
さらにトリプルタスクになる可能性も高いのですね。
どういうことかというと、
リュックの際「自販機でジュースを買いたい」となった時
起こすべき行動としては
リュックを前に回して保持する
リュックを保持しながら、財布を取り出して財布を保持する
リュックを保持しながら、財布を保持しつつ、財布からお金を取り出してお金を保持する
リュックを保持しながら、財布を保持しつつ、お金を保持しながら、お金を投入する
※1000円札の場合、投入口のカバーを保持しつつ、水平に投入するが加わります。
大変ですね。
ヘルパーがその都度、保持のサポートを前のめりに行う選択肢もあるのですが、
他の方法で考えると、
保持のスキルをあげる。
保持のヘルプ表出スキルをあげる。
になっちゃいますね。
時間が必要ですし楽しい活動である自販機でのジュース購入が、
いやな活動になってしまいやしないかと不安になります。
まだほかの選択しは無いか?と考えた時に
【道具を変える】
といのはどうでしょう?
リュックはリュックで良いとして、
スリング付きの肩掛けバッグそのものを、財布として使う。
財布では無いものを財布として流用するわけです。
大きいので、お金を取り出しやすいしお釣りも入れやすい。
また、大きいので置き忘れなどもしにくいです。
スリングがあるので両手は、お金の出し入れに集中できます。
何かいいことづくめな感じですが、実際に障害当事者が使う道具は
スキルと用途を考えて最適なものを流用する。といったことでもいいのではないかと
思う今日この頃です。
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