中学~高校の学生時代の余暇外出は
『ご近所で好きなお買い物をする』
がメインの2H程度の外出をしてきた方が変化したお話です。
ビーロクガイドは利用してくださる方に
外の楽しさをたくさん知ってほしい!
多くの場所に出かけて新しい発見や挑戦をしたい!
とお母さまとお話をして、長時間の外出を見据えた新しいお出かけの提案をいたしました。
★ステップ1★ ー新しいお出かけへの一歩ー
まずは本人へ新しいお出かけの提案。
【学生時代は遠足を楽しみにされていた】強味を活かし、学校風に【遠足のしおり】を作成して見てもらいました。
その次の瞬間、笑みを見せてお出かけ【いく!】と声に出されました。
今までの外出パターンは一体!?
と驚くほどの秒で快諾。
まずは視覚的なスケジュールを用いて行き先は事前に本人さんと一緒に決めて、4時間外出からスタートしました。
もちろん当日のスケジュールと一緒に。
ガイドヘルパー事業所それぞれの想いはありますが【提案すること】は外出の一歩としてビーロクガイドが大切にしているところです。
★ステップ2★ ー待ち時間の変化ー
【タイマーで待てる】の強味を活かして、電車時間もタイマーをセット。
当初はタイマーなしではソワソワ。
今ではNOタイマーで1時間も乗車もOKです。
文字認識&文字好き】の強味が強化され、電光掲示板を見ながら楽しく過ごせるようになってしまいました。
もちろん外出経験の積み重ねによる習得もあるはず!
★ステップ3★ ー追加/変更のスキル習得ー
理解力が高く、毎回しおりを完コピされているお方。
【しおりの理解力】の強味からきたスケジュールの追加と変更への課題点がありました。
スケジュールに【ない】ものがくると泣いていました。
例えば…
テーマパーク内で1時間ほど過ごそうと計画していましたが、アトラクション1つ終えると帰宅モード。
本人にとっては【目的地へ到着がゴール】【食べ終わったら帰る】
となってしまいがち。
施設内での過ごし方の乗る物の数を決めて提示・追加の枠などを設けました。
食後に活動を入れる日、入れない日などパターンを崩しながら計画。
しおりスタイルも変えながら実施しました。
提示の仕方も効果はあったのかもしれませんが、、、
一番の効果は【実際に経験すること】に尽きます。
一年かけて2時間から4時間へ。
今では6時間のガイドができるようになり安定と余裕も出てきています。
待ち時間はもちろん、追加と変更はしおり訂正で納得ができる変化ぶり。
なにより一緒に過ごし一緒に考える時間が増えることで、少しずつではありますが伝えてくれることが増えてきていることが一番嬉しいことです。
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もちろんステップ3で終わりではありません。
ここまではまだコミュニケーションの玄関先ぐらいではないでしょうか?
成長ぶり、ペースはそれぞれですが、皆さんスイッチが入ると早い早いスーパー早い!! ビーロクガイド一同みなさまの変化に着いて行くこと、そして次の提案をすることに日々必死です(笑) 現状に満足することなく、学び続けたいですね!
さてーーー読みなおすぞ!研修いくぞ!
人の話を読んだり聞いたりしながら学ばないと我々も成長しませんのです!!
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